高校入試の肝!「社会(地理)」記述対策
2021.2.22
中学生
当塾では、中学1年生の最初の段階から、入試・学調問題を意識した対策を日々の授業の中で行っております。特に記述問題は、静岡県高校入試において点数配分が大きく、攻略の重要ポイントとなります。
良問を解いていく事で、着実に実力がついていきます。頑張っていきましょう。
今回は、社会(世界地理)の問題を解説します。
【問題】西ヨーロッパの沿岸部と東アジアの温帯地域の沿岸部では、風の影響により、気候に大きな違いが見られる。その違いについて「偏西風」と「モンスーン」の2つのことばを使って具体的に説明しなさい。
【解答例】西ヨーロッパでは偏西風の影響で夏と冬の降水量の差が小さいが、東アジアの温帯地域ではモンスーンの影響により降水量の差が大きい(という違いがある)。
【解説】 やや複雑な問題ですね。「その違い」が問われているので、解答は「~という違いがある」となります(長いので省略可)。西ヨーロッパは暖流と偏西風の影響で、気温も降水量も変化が小さい気候です。東アジアの温帯地域はモンスーン(季節風)の影響で夏は高温多雨、冬は低温乾燥となります。解答例は降水量についてですが、気温の年較差の違いでも書くことができます。ただし、「西ヨーロッパ」「東アジアの温帯地域」を「ヨーロッパ」や「アジア」のように略すと、あてはまる地域が広がってしまうので、不正解になる場合があります。注意しましょう。
現在、新年度(2021年)入塾受付中。各授業プランはこちら。3月24日からは春期講習も開始します。
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