高校入試の肝!「社会(公民)」記述対策
2021.4.21
中学生
2021年度、新しい学年を迎え2週間が経ちました。
今年度からの新学習指導要領では、育成すべき資質・能力の三つの柱として、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」を掲げています。
日々様々な事に触れ、塾生さんの心の鍛錬と成長を、私(塾長)も全力でサポート致します。
高校入試においても、これまで以上に「記述問題」が重要な合否ポイントになってくると思われます。
最初は難しいと思うかもしれませんが、出来る事からコツコツ反復練習していく事で、着実に書けるようになっていきます。頑張っていきましょう!
今回の高校入試対策問題は、社会(公民)の、経済についての一問です。では、見ていきましょう。
【問題】会社が株式を発行する利点と、株式を購入した株主の権利を、次の資料を参考にして、それぞれ簡潔に書きなさい。
【解答例】株式を発行すると、会社には多くの資本を集められるという利点がある。株主は利潤の一部を配当として受けとる権利をもつ。
【解説】「利点」と「権利」についてきかれているので、「~という利点がある。~という権利をもつ。」と答えます。なお、資料にはさまざまな用語が書いてありますが、すべてを用いる必要はありません。
問われていることは、「会社が株式を発行する利点」(→資本を得る)と「株主の権利」(→配当を得る)です。あまりあれもこれもと欲張ると、かえって混乱するおそれがあるので、解答例くらいで充分です。
原則は「問われたことに答える」です。心配な時は「問われたことにだけ答える」と考えてかまいません。
当塾では、随時入塾を受付けております。(無料体験授業を行っております)
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