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高校入試の肝!「社会(地理)」記述対策

2021.3.27
中学生

今回は、社会(地理)でよく出題される、「気温・降水量」についての記述の仕方について、ワンポイント解説します。

盛り込まなければならない単語と、「なぜそうなるのか?」という理由がしっかり頭に入っている事は大前提ですが、簡潔かつ的確に説明する事が求められます。

では、実際の問題を見ながら解いていきましょう。

 

【問題】次のグラフは、富山市の気温と降水量を示したものである。冬の降水量が多い理由を「北西の季節風」、「日本海」の二つのことばを用いて、簡潔に説明しなさい。

富山市の気温・降水量のグラフ

 

【解答例】北西の季節風が日本海をわたるとき大量の水分をふくみ、山地にぶつかり雪を降らせるから。

 

【解説】理由なので「~から」と答えます。一言でいえば、「雪が多いから」です。

これをまず決めて、「北西の季節風」「日本海」を補って完成させます。この指定されている二つのことばから「北西の季節風が日本海を通過して雪を多く降らせるから」と、最低でも書きたいところです。

ただし、「日本海で水分(湿気)をふくむ」ことを加えないと説明が弱いので、減点または不正解の可能性があります。

 

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