高校入試の肝!「英語」長文問題の出題傾向
2021.1.27
中学生
1月24日に、当塾の中学3年受験対策講座で実際に行った授業内容(英語「長文問題」)を取り上げ、出題傾向について一部お話ししたいと思います。
◆これまでの静岡県公立高校入試問題の「英語(長文問題)」は、【対話文】と【主人公がいる物語】の出題パターンが主流でした。ただし、近年更に進む入試問題の難化傾向を踏まえた上では、【主人公がいる物語】が、『評論・論説文』のような読解力・論理的思考力が問われる内容の出題も予想される状況です。(全国公立入試問題傾向より)
次が、先日当塾の受験対策講座で行った「英語(長文)」の一部です。
Today our world is becoming smaller and smaller,and no country can stand alone.
Everyone knows that all the countries should work together and help each other,but it is not easy for people in the world to understand each other. There are sometimes bad relations between countries. Some countries fight against each other and a lot of people are killed in wars. Why is this happening?
(和訳)今日、私達の世界はどんどん小さくなっています。そして、どの国もその国だけで成り立つことは出来ません。誰もが、全ての国々が一緒に働き、お互いに助け合うべきであるという事を知っています。しかし、世界の人々にとって、お互いに理解しあう事は簡単ではありません。国々の間には、時々、悪い関係があります。いくつかの国々では、お互いを敵として戦い、たくさんの人々が戦争で殺されています。なぜ、こんな事が起こっているのでしょうか?
以上が長文問題冒頭の第一段落部分になりますが、歴史的にグローバル世界が直面する「分断と対立」の構造についての客観的事実を述べています。速読即解を考えた場合、時事問題に対する問題意識と読解力があれば、大きなアドバンテージとなります。
※当塾では、様々なタイプの問題を解く事を通じて、安定した得点力につなげる為の「戦略的な学習」を、今後も続けて参ります。