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塾長通信「子供達のグローバル教育の重要性」

2020.7.11
中学生小学生高校生

 21世紀を生きる子供達の 

 グローバル教育の重要性 

「最先端ICT(情報通信技術)時代」と「哲学」

(1)OECD調査…最下位に沈む日本

 ここ数年来のOECD(経済協力開発機構)調査では、日本の学校の授業におけるパソコン等を活用する割合がOECD加盟国(48か国・地域)中、最下位になっています。これは現代のAI(人工知能)等の先端技術が発達・普及する中での現実です。

 さらに、お隣の中国では、教育のICT環境整備に国家予算内の4兆円を投じていると言われています。一方日本は、GDP(国内総生産)に対する比率が低く、教育への「公財政支出」の対GDP比もOECD加盟国中、やはりこれも最下位になっています。(日刊工業新聞一部抜粋)

(2)初心を忘れた日本

 資源の乏しい日本は、かつて「教育立国」として経済的な発展を遂げてきました。しかし現在は、世界で最も「教育を軽視」した現実となっています。

 なぜか?答えは簡単です。第二次世界大戦後の貧困にあえぐ状況から、高度経済成長を経て、物心ともに豊かさを享受し、「贅沢」という2文字により「初心」を忘れました。しかし世界は日本とは正反対に「21世紀は教育の世紀」であり、国家存亡の根幹は「教育にこそある!」との達見の下、目先の経済競争ではなく、長期的な視野に立った「教育充実度の競争」を続けてきました。

 その結果が、前述のOECD調査結果となって表れている訳です。

(3)暗雲立ち込める日本経済

現在、世界を席巻する新型コロナウイルスの猛威により、『第二次世界恐慌』の様相を呈しております。今後数年は全く先が見通せず、日本経済の壊滅的な状況を予測する学者の論からは、『約2300万人以上の失業者』が発生する見方もあります。

 もっとも、インドでは5月の失業率が都市部で26%を超え、全土では1億2000万人(ほぼ日本の総人口)が失職したとの報道がありました。(日本経済新聞より)

(4)解決策は『超一流のグローバル教育者』

 これからの教育は「公教育」「私教育」問わず、現代のグローバルスタンダード(世界標準)を如何に伝えていくかが「鍵」となります。

 それは刻一刻と変化する世界情勢を的確に捉え、分析し、今後地球上で生き残る為に必要な「情報」「手段」「戦略」が何なのか?を子供達に伝えていく。それが出来る『超一流のグローバル教育者』が待望される時代なのです。

 

 最後に、私は古今東西の超一流の人物・哲学に学び、そこから時代を超えた普遍性を見出し、あらゆる分野の進化に対して、柔軟かつ積極的に対応出来る『人間力』を体得する指導に挑戦して参ります。

 

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