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高校入試の肝!「理科(地学)」記述対策

2022.1.9
中学生

明けましておめでとうございます。

昨年の2学期定期テスト対策、そして第二回静岡県学力調査対策、年末年始の怒濤の冬期講習を終えました。

高校合格を決定づける、内申点のかかった試験ラッシュ期間は、私も毎日真剣に、一心不乱に授業を行って参りました。

厳寒の中、保護者様におかれましては連日の冬期講習でのご送迎、誠にありがとうございました。

また、自転車で遠くから通われている生徒さんも、大変お疲れ様でした。

引き続き、高校入試本番まで頑張って参りましょう。

本年も宜しくお願い致します。

 

今回は、理科(地学)の例題を使い、記述のワンポイント解説を致します。

とにかく記述のポイントは、「何を(what)」「どう(how)」答えればいいかに注目する事です。

では、問題を見ていきましょう。

 

【問題】以下の(1)(2)の実験を行った。

理科/雲発生実験装置の図

(1)丸底フラスコに線香の煙を少し入れた後、上図の様な装置を作り、注射器のピストンを素早く引いて内部の空気を膨張させ、圧力を下げた。この時、フラスコ内の空気の温度は下がったが、その他の様子に変化はなかった。

(2)ゴム栓を外し、フラスコの内側を少量の水でぬらした後、再び線香の煙を少し入れてゴム栓を付け、(1)と同様に注射器のピストンをすばやく引いた。この時、フラスコ内の空気の温度は下がり、雲が出来た。

(1)の実験では雲が出来なかったのに、(2)の実験で、フラスコの内側を水でぬらす事によって雲が出来たのはなぜか。理由を書きなさい。

 

【解答例】フラスコの内側をぬらした事で、(1)の実験よりもフラスコ内の空気中に含まれている水蒸気の量が増えたから。

 

【解説】問題文に「フラスコの内側を水でぬらす事によって」とあるので、「フラスコの内側をぬらした事で~から」と答えます。

最低限、「水蒸気の量が増えた」事が書いてあれば、得点可能でしょう。

尚、問題文に2つの実験が掲載されているので、これらの比較をしながら「(1)の実験よりも」と解答するのがより完全な解答のポイントです。

 

 

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